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中小企業診断士として思うこと

開発するな。発見せよ - ミズノに学ぶ中小企業の逆転戦略

10/5/2026

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経営者の皆様、ゴルフを楽しまれていますか。
スポーツ用品大手のミズノが、軟式野球ボールの構造を応用したドライバーでヒット商品を生み出しました。
この事例の本質は、「新しい技術を開発したこと」ではありません。
すでに持っていた技術を、別の文脈に“翻訳”したことにあります。
ここに、中小企業が資金に頼らず勝つヒントがあります。

1.「開発」ではなく「発見」

ゼロから開発するのではなく、すでにある強みを別の用途で活かす。
ある業界の常識は、別の業界では価値になります。
「この技術は、他の業界ではどう見えるか?」
まずはこの問いから始めてください。

2.万人に売るな。“誰か一人に刺され”

今回の製品も、野球経験者の関心を強く引きました。
重要なのは「誰にでも売れること」ではなく、“強く刺さる相手がいること”です。
ターゲットを絞ることで、
  • 説明が不要になる
  • 比較されなくなる
  • 共感で売れる

つまり、売り込まなくても売れる状態に近づきます。
「この価値を本気で理解できる人は誰か?」
ここまで絞り込めれば、戦い方は変わります。

3.足りないものは“外で使う”

ただし、刺さる相手が見えても、自社だけで届けられるとは限りません。
  • 販路がない
  • 資金がない
  • ブランドが弱い
この制約を前提にするなら、「他社の力を使う」ことが戦略になります。

ただし重要なのは、
「相手の土俵に乗る」のではなく、「自社の価値で主導権を握る」こと。
主導権は規模ではなく、代替できない価値を持つ側にあります。

結び:多角化とは「翻訳」である

中小企業の多角化とは、新規事業を買うことではありません。
  • 誰に刺さるかを見極め
  • どう届けるかを設計する
この2つを揃えることです。

最後に一つだけ問いを。
「この強みは、別の業界ではどんな価値に見えるか?」
この問いが、新しい事業の出発点になります。
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    執筆者

    imwz経営サポート代表
    伊藤安彦
    不定期ですが、頑張ってアップします。
    ​

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